安倍総理の執念!総裁選トリプル大差での勝利を目指す!スキャンダルによる立候補潰しなどで政策論争不在!「党内民主主義」さえ無し! 独裁体制着々と進む!
岸田文雄政調会長が出馬を断念し、安倍首相VS石破茂元幹事長の一騎打ちとなることがほぼ固まった自民党総裁選。すでに国会議員票の半数を押さえた安倍応援団は、トリプルスコア以上の大差をつけて石破氏を叩きのめすことに執念を燃やす!
☝ 処遇を保証しないと言われ、期待するのは禅譲論! 虚し!
■野田聖子、小泉進次郎、スキャンダル…何でもありの総裁選■
読売新聞によると、なかなか出馬断念を表明しなかった岸田氏に対して、安倍首相は「総裁選に出たら、処遇はできないよ」と恫喝したという。狭量な安倍首相は、自分に逆らった者は絶対に許さない。仲の良い岸田氏に対してもこの態度だ。この6年間、敵対してきた石破氏のことは容赦しないだろう。
「6年前の総裁選の時、石破さんと戦った安倍さんは、党員票では165票対87票と倍近い大差をつけられた。あの数字は、いまでも安倍さんのプライドを傷つけている。石破さんが“自分は地方で人気がある”という態度を見せるから尚更です。だから9月の総裁選では、議員票はもちろん、地方票でも圧勝すべくあらゆる手を尽くしている」(官邸事情通)
今回の総裁選は、国会議員票405票、党員票405票の計810票の争奪戦。現在、安倍シンパは、<安倍630票、石破180票>のトリプルスコアになると票を読んでいる。。最終的には、石破票を100票以下におさえ込むつもりだ。
6年前に石破氏に敗れた“県”をリストアップし、安倍首相は埼玉、大阪、北海道、滋賀……と、ひとつずつ足を運んでいる。さらに、石破氏に近い団体にも接触。たとえば、職域団体「自民党ちんたい支部連合」の会報にわざわざ登場している。石破氏は、賃貸業界を支える議員連盟の会長を務めている。石破票は、どんどん削られている状態だ。
■ほかに、どんな“石破潰し”が考えられるのか■
石破シンパが警戒しているのは、「聖子」「進次郎」「スキャンダル」の3つだ。
「当初、野田聖子さんは総裁選への出馬に意欲を見せていましたが、仮想通貨が絡んだスキャンダルが噴出し、もう出馬出来ないでしょう。スキャンダルには、野田さんの夫が関わっているとも噂されています。もし、少しでも当局が動くポーズを見せたら、それ丈で野田さんは真っ青になるでしょう。もともと、石破さんとは親しい仲ですが、恐らく安倍首相を必死に応援する筈です。石破陣営にとって、野田さんが全面的に安倍応援に回るのは痛手です。
更に、小泉進次郎氏です。劣勢の石破さんにとって唯一の頼りが進次郎人気です。安倍応援団は、進次郎氏の動きを止める切り札を見つけたという話がある。
もうひとつがスキャンダルです。短期間の戦いだと、たとえデマでも広がると致命傷になる。根拠のない嘘だと分かってもらうのに時間がかかるからです。偶然のタイミングなのか、誰が流したのか不明ですが、「石破さんには隠し子がいてもおかしくない」、等とデタラメな情報が流されている。心配なのは、あまりに劣勢だと、石破さんを支えている側近議員たちまで離れる恐れがあることです」(石破派事情通)
26日、「選挙は行われるべきだ」「驕り高ぶり、同じ党の同志を蔑む自民党であってはいけない」と、事実上の出馬声明をした石破氏。もし、トリプルスコアの大差をつけられたら、石破氏の影響力はなくなり、斯くしてコップの中の戦いは安倍圧勝となる。
☝ 党内体制は万全かも知れないが、株の暴落など、何が起こるか分からない情勢!
(私見)
それにしても、事実上の総理を決める「総裁選」に、1つも政策の「せの字」も見られないのは、幾らなんでもおかしくないか? 「圧勝の執念」は戦いだから、それでよいかも知れないが、それが、配偶者の旧歴に対する警察当局のブラフだったり、怪文書級のデマ攻勢であるのは、なんとも悲しい。総裁選は、「公職選挙法」の対象から外れている。嘗ては実弾も平気で飛び交ったという。(今の状況だと実弾も使う必要がない程の圧勝状況だ)
党員を党員とも思わず、怪文書級のデマまで、まき散らし、徹底的に潰していく総理の戦略と、圧殺され、「政策的になんら異議も唱えられない自民党」に明日はあるのだろうか!? 自民党内でさえ、「民主主義」は存在しない。
そのプロセスは、当然国民にも向けられる。斯くして安倍独裁が完成することになる。
記事・画像 引用・参考元 nikan genndai
画像元 yjimage
コメント