睡眠「6時間未満」が4割=「仕事」「家事」が妨げに―厚労省調査
1日の平均睡眠時間が6時間未満の人の割合が、2003年の調査開始以降最多の約4割に達したことが14日、厚生労働省が公表した15年国民健康・栄養調査で分かった。
睡眠時間が充分に取れない理由として、男性は「仕事」「健康状態」、女性は「家事」「仕事」を挙げている。
調査は毎年行われ、昨年は11月に実施。無作為抽出した5327世帯のうち3507世帯から有効回答を得た。
1日の平均睡眠時間は男女とも6時間以上7時間未満が最も多かった。6時間未満の人の割合は07年(28.4%)から増加傾向となり、15年は39.5%だった。
睡眠時間確保に必要なこととして、男性は20~50代が「就労時間の短縮」を最も多く挙げた。女性の最多回答は20代が「就寝前に携帯電話、メール、ゲームに熱中しない」、30代が「育児のサポート」、40代が「家事のサポート」だった(「特にない」を除く)。男女とも60代以上は「健康状態の改善」が最多だった。
地域のつながりに関する調査では、「地域の人々がお互いに助け合っている」と思う人の割合が55.9%となり、前回調査(11年)の50.4%から増加した。厚労省の担当者は「東日本大震災をきっかけに、地域でつながるという発想が広がったことが理由として考えられる」と分析している。
引用・参考元 ヤフーニュース<時事通信 11/14(月) >配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161114-00000077-jij-pol
コメント