古き良き温泉の雰囲気を色濃く残す、今1番行きたい温泉町!信州「渋温泉」の「外湯巡り!」を楽しんでみよう!
奈良時代に、行基によって発見されたと伝えられている渋温泉。旅人や街の人々に守られ愛され続けてきたこの温泉は深い歴史を漂わせている。昔ながらの街並み、温泉街の風情を残していて、観光客から大変人気のたかい温泉である。街並みは木造の建物が多く、懐かしい格子窓や土壁があったり、廊下の欄干が張り出していたりと、1昔も2昔もタイムスリップしてしまったかのような雰囲気に浸れます。そんな温泉の、石畳が敷き詰められている通りを、浴衣に下駄でそぞろ歩きしながら散策してみるのも楽しいものです。
そんな昔ながらの温泉町を散策しながら、外湯「厄除巡浴九湯めぐり」を楽しんでみるのも一興。最後は温泉寺参拝。願いも叶うかも!?
「厄除巡浴九湯めぐり」は、渋温泉名物でもあり、宿泊客には無料で開放されている9つの外湯を、祈願手ぬぐいにスタンプを押しながら進めていき、全部の湯を巡ったら最後に渋温泉薬師へ参詣しスタンプを押せば終了。「満願成就」のご利益があるとも言われています。
それでは9つの外湯の源泉や効能について案内いたします。渋温泉街のさほど広くない範囲にありますが、泉質はそれぞれ異なり、したがって効能も異なります。
◼︎一番湯「初湯」 胃腸病
◼︎二番湯「笹の湯」 湿疹・疱瘡
◼︎三番湯「綿の湯」 切り傷、皮膚病
◼︎四番湯「竹の湯」 慢性痛風
◼︎五番湯「松の湯」 神経痛
◼︎六番湯「目洗いの場」 眼病
◼︎七番湯「七操の湯」 外傷性障害
◼︎八番湯「神明滝の湯」 婦人病
◼︎九番湯「大湯」 万病
□渋温泉薬師
中でも、六番湯は「美人の湯」と誉も高く、肌を綺麗にする効果があります。この外湯も全て100%源泉掛け流。お湯はとても熱いですが効果は抜群です。9つ全ての湯に浸かるのもよし、自分好みの外湯を選んで入るもよし。風情溢れる温泉街を歩き疲れたとき、ふらりと立ち寄り湯に浸かるのも渋温泉のひとつの醍醐味です。
【外湯に関する情報】
- 9つの外湯は泊客は無料です。
- 利用時間:6:00~22:00まで
- 渋温泉の各旅館で、外湯めぐり専用の鍵を貸出ししています。
【立ち寄り湯の場合】
- 9番湯大湯のみ立ち寄り湯の対象になっています。
- 利用時間:10:00~16:00まで
- 渋温泉旅館組合事務所または渋温泉駐車場で入浴券を購入。
- 料金は1人500円
最後は渋温泉薬師に参拝し、スタンプを押せば厄除巡浴九湯めぐりは「満願成就」!心身ともに満足感に浸れます!
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