妖怪(横にびよ~んと長い)「一反木綿」のような「川幅うどん」がウマい!
横にびよ~んと長い「川幅うどん」をご存知だろうか。「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」グランプリを獲得したうどんだ。通常のうどんよりもつややかで、伸びもコシも倍以上、幅も広く「うどんを噛む・食べる」という初めての感覚を味わえる。
「川幅うどん」を食べられるお店は「手打ちそば 馬力屋」。群馬県と埼玉県の間にあるJR高崎線鴻巣駅(こうのすえき)から徒歩13分ほどの場所にある。
駐車場もあるため車でも行ける。近所の会社員や家族連れが車で食べにくる姿が多い。
駅前には、川幅日本一の荒川(鴻巣から吉見間)(2537メートル)の看板が!「川幅うどん」は、荒川にかけているようだ。
外観は、昔ながらのそば屋のような懐かしいつくりになっている。ドアをがらがらっと開けると、元気なスタッフさんの声が。お店の方の勢いがあるところは、味も期待できる。中は広いが、地元の人気店ゆえに時間によっては待ち時間がある。
ランチメニューは、うどん・そばを中心に6種類のみ。自信があるお店は、メニューを絞っている場合が多い。夜は打って変って、鴨鍋や天付鴨汁うどん、鴨くんせい、鴨わさなど鴨料理中心に自慢の料理が心行くまで堪能できる。
この中でもやはり一番人気は川幅鴨汁うどんだ。
幅広で厚めの麺だから茹でるのに少々時間がかかるが気長に待とう。約15分ほどででてきた。一反木綿(いったんもめん)のような麺は、荒川河川敷の地粉を使い、幅は約3.5cmと広い。
弾力がものすごく、食べ応えがある。煮たまごも一緒にオーダーしたいところ。味わい深く半熟感がたまらなくてクセになる。
鴨汁も登場。鴨のお肉は味が凝縮してウマイ。鴨はネギ、だし、醤油と相性が良い。冬でもつけめんがあっつあつで食べられるように、おわんを触るとアツすぎるほど。お店の方からも、注意があるほどの熱さ。
川幅うどんを鴨汁に入れて、ぎゅっと噛む。幅広だけど歯ごたえもある不思議な感触だ。最後は、つけ汁にそば湯を入れて口直し。細部にまでこだわり抜いた、隙のない味わいに心も身体も喜び、食べてから数時間経過しても、なぜかお腹も心も身体もポカポカしていた。
記事・画像引用・参考元 Excite News <Excite Bit コネタ ライター情報:松岡佑季>
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