全国をくまなく尋ね歩き、食生活から、長寿村・短命村の実態を割り出した学者「近藤正二」氏!食生活は健康長寿の決め手となるのか!?
近藤正二氏は東北大学の名誉教授で、1937年から1972年までの35年間、北は北海道の端から、南は沖縄の八重山群島に至るまで、全国津々浦々の市町村を990ヶ所も訪ね歩き、70歳以上の人が多くいる村を長寿村とし、若死にが多く満70歳を超える人の少ない所を短命村として、その土地の人々の食生活の現地調査を実施。その結果をまとめたのが「日本の長寿村・短命村 ― 緑黄野菜・海藻・大豆の食習慣が決める」です。
(こんどう しょうじ、1893年(明治26年)2月5日 – 1977年(昭和52年)1月22日)は、日本の医師、細菌学者、衛生学者、医学博士。日本衛生学会名誉会員、東北大学名誉教授。
新潟県新潟市出身。1910年(明治43年)に新潟中学校を卒業、1913年(大正2年)に第一高等学校を卒業、1917年(大正6年)に東京帝国大学医科大学医学科を卒業。
1918年(大正7年)に東北帝国大学医科大学医学科助手に就任、1920年(大正9年)に講師に就任、1921年(大正10年)に助教授に就任、1925年(大正14年)に東北帝国大学から医学博士号を取得。
1925年(大正14年)から1927年(昭和2年)まで文部省在外研究員としてドイツのフライブルク大学に留学[1][2]、1927年(昭和2年)に東北帝国大学医学部医学科教授に就任、1937年(昭和12年)に東北帝国大学医学部長に就任。
1945年(昭和20年)に勲二等瑞宝章を受章、1956年(昭和31年)に東北大学を定年退官、東北大学名誉教授、同年に北海道学芸大学教授に就任、1959年(昭和34年)に北海道学芸大学を定年退官。
国民体力の向上に貢献、1962年(昭和37年)に保健文化賞を受賞、1968年(昭和43年)に旭日重光章を受章。
1935年(昭和10年)から36年間、北は北海道の北端から南は沖縄の八重山群島まで、日本全国の990ヵ町村を訪ね歩き、食生活と寿命との関係を調査し、その結果をまとめた『日本の長寿村・短命村』という本がロングセラーとなる。
著作[編集]
『長寿村ニッポン紀行 食生活の秘密を探る』(女子栄養大学出版部、1972年)
『日本の長寿村・短命村 若いときの食物が決める』(サンロード、1972年)
『学童の発育と食べもの 学童の体位向上を願って40年』(中央公論事業出版、1972年)
『その食生活では若死する』(叢文社、1973年)
『長寿者の健康食の実態 長寿村・短命村の全国調査が教える長生きの秘訣』(永岡書店、1975年)
引用参考元 ウイキペデイア
画像引用元 yjimage
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