連日の真夏日・猛暑日! 例え家の中でも熱中症に注意しよう!
連日の猛暑で、熱中症で倒れる人が続出している! およそ30%の人が、今までに熱中症になった経験があり、そのうちの42%にも及ぶことが、全国で調剤薬局を展開する「日本調剤」の調査で明らかになった。
この調査は、全国の20歳から69歳の男女1000人を対象に「夏バテや熱中症、夏の体調管理に関する意識調査」と題して実施された。その調査の結果、①夏バテで最も多い不調のトップ5は、疲れやすい48%)、体がかったるい(46%)、食欲減退(22%)、睡眠不足(21%)、気力の減退(20%)であった。②それの予防策については、エアコンの設定湿度に気を付ける(45%)、扇風機を使う(33%)、寝具を夏用にする(32%)がBEST3だった。
1000人中約300人が熱中症に罹った訳だが、中でも20代の女性が34%でもっとも多い羅患率だった。逆に最も少なかった層は、男女とも60歳代であった。熱中症になった場所は、当然ながら、屋外がトップ(71%)で圧倒的に多いが、自宅などの屋内が、40%と意外と多いのには吃驚する。
熱中症でどういう状態になったか聞いたが、「眩暈、立ちくらみ、顔のほてり」が69%で最も多い症状だった。その他には、頭痛、吐き気や嘔吐、全身の倦怠感、などの症状が目だった。
熱中症になった時の対策は、こまめな水分補給。喉は乾く前に、水分の補給をすることが大切。電解質と、糖質のバランスを考慮した経口補水液を手元に置いておくのも良い。熱中症を甘く考えていてはいけない。これで命を落とすことも多い。注意のこと!
[日刊ゲンダイ 健康コラム 参照]
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