「060」も携帯電話番号に 「070」乏しく、導入準備
高市総務相は27日の閣議後会見で、携帯電話に「060」で始まる番号を導入する準備を始めたと明らかにした。番号は携帯各社の求めに応じ、総務省が毎年約1千万~1500万番号ずつ割り当てているが、「090」と「080」はすべて割り当て済みで、「070」も2590万番号しか残っていないという。
060で始まる番号は固定電話と移動電話の両方につながる「FMC」というサービスに使われていたが、2011年に終了。今は9千万ある番号が全く使われていない。総務省はまず060をFMC向けとしている省令を改正し、実際に携帯に使う時期は070で始まる番号の減り具合をみて決めるという。
携帯電話の番号は、99年から現在の11桁になった。契約数は当時約5千万件だったが、今年3月末時点(PHSを含む)は1億6272万件。携帯各社は過去に解約された番号を再利用しているため、今後新たに契約した人が090などの番号になることもある。
記事・画像 引用・参考元 Yahoo News <朝日新聞社>(上栗崇)
携帯電話「060」開放準備
携帯電話用番号の不足に対応するため、総務省は、「060」で始まる番号を開放する準備に入った。携帯電話には現在、「090」、「080」、「070」で始まる11桁の番号が割り当てられているが、「090」、「080」については、すでに全ての番号が業者側に引き渡されるなど、逼迫(ひっぱく)した状況となっている。
このため、これまで「060」に割り当てられていた別のサービスの番号を、「060-0」に集約する形で、「060-1」以降の9,000万件の番号を捻出するため、省令改正を年内にも行う方向で作業を進めている。
高市総務相は、実際の開放時期は「現時点では未定」としているが、総務省では、数年後に「060」が割り当てられることになれば、「当面、番号不足は解消する」としている。
記事・画像 引用・参考元 Yahoo News < フジテレビ系(FNN)>
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