【神社仏閣巡り】国指定名勝の「国見山玉川寺(ぎょくせんじ)」を参拝する!
出羽三山合祀神社を参拝し、長い修験道の道を下り、漸く鳥居まで戻った。もう日も大分落ち、あまり遠くまではいけないなと思い、本日の宿でも探すかと思い、47号線を、取り敢えず鶴岡市街地に向かって車を走らせた。暫く走ると「庭園の玉川寺」という案内板が目に入った。今日の神社仏閣巡りはもう終わりと思っていたので、「ラッキー!」と思い、ハンドルを左に切った。しかし何時もの通りの、行き先を決めない「気儘なぶらり一人旅」である。
暫く走ると、緑の濃い一角が目に入った。杉の並木の参道を歩み山門を抜けた。流石名勝と言われる立派な庭園だった。ゆっくりと庭園を歩いた。高いところに出て、下を見たら、縁側にご住職が出ておられ、清掃をしていたおばちゃん達を労われておられた。下に降り、本堂に入り、聖観世音菩薩を拝観させて戴いた。境内には博物館もあり、玉川遺跡の埋蔵物などの展示がされていた。
もう辺りも暗くなり掛けていた。鶴岡の駅を目指して走った。鶴岡と言えば、昔サークルで一緒だった友の郷里だが、なにしろ予め行き先も決めてない旅なので、これから電話番号も調べる伝手もなく、第一郷に帰っているかどうか分からないので諦めるしかない。
例によって、飛び込みで、ホテルに入り、傍にあった寿司屋で10時ごろまで、一杯やり、ホテルに戻って、早々寝てしまった。
国指定名勝 玉川寺庭園
全国でも珍しい九輪草の純群落
出羽海部屋を創設した出羽の海金蔵の顕彰碑
山形県最大規模の玉川遺跡展示場
出羽三山のふもとにある玉川寺は、凡そ七百有余年前の鎌倉時代(1251年)に曹洞宗の開祖道元禅師の高弟だった了然法明禅師によって開山された。了然法明禅師は朝鮮高麗の生まれで、中国の径山寺で修行し、日本に渡来し羽黒山に参詣しての帰途、観音堂を拡めて禅刹の基礎を築いた。
その後、室町期に至る約二百年間の歴史は審かではないが、享徳二年(1453年)新潟県の村上にある耕雲寺の南英謙宗禅師が、庄内の領主・藤原氏の懇請により玉川寺を再興し、現在に至っているという古刹です。
御本尊は霊験あらたかな聖観世音菩薩を祀り、近郷に多くの末寺をもつ曹洞宗寺院では日本でも数本の指に入る旧蹟である。
荘内平和観音三十三霊第十七番礼所にもなっています。
国見山玉川寺(ぎょくせんじ)HP
参照 http://www.gyokusenji.or.jp/gaiyo/
画像 Original
一部 yjimage http://www.gyokusenji.or.jp/gaiyo/
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