第30回須坂市大菊花展!須坂市の臥竜公園内では須坂の秋を彩る恒例イベント!

花紀行

30回須坂市大菊花展!須坂市の臥竜公園内では須坂の秋を彩る恒例イベント!

 

 

地元TV局番組を見ていたら、須坂臥龍公園で開催されている「大菊花展」の様子が放送されていた。遣りかけの仕事を済ませたら、夕方4時近くになってしまったが、臥龍公園に行ってみることにした。

今年で30回目の開催になる大菊花展。三つの大輪を咲かせる「三本立て」や、花を垂れ下げた「懸崖」、大作り菊や懸崖作りなど、500鉢余りの見事な菊が会場を埋め尽くし、圧倒的な迫力の菊庭園やユニークな造形菊が並んでいる。臥竜公園の池のほとりを再現した「庭園」や高さ約3メートルまで鉢を積み重ねた作品を展示。ほかにも盆栽をイメージしたものや菊をハート形にかたどったものなど、さまざまな作品が並んだ。

作品は、

・三本立て(三つの大輪を咲かせる)

・福助菊(頭でっかちの福助を連想させる菊)

・懸崖菊(崖から滝が流れ落ちるように仕立てる)

・千輪咲き(1株の苗を何回か摘心し、100~500個の花が咲く)

・大作り菊(1株から数十本の大輪の花が咲く)

・9鉢花壇(9鉢すべて異なる品種で構成された花壇)などが出展されていた。

どれもが、須坂菊愛好会の会員約30人が丹精込めて育てたもので、訪れた人を楽しませていた。今年は梅雨に雨が少なく、気温が高かったこと、9月以降に雨が多かったことから発育が遅く、生育には大変苦労したという。見頃を迎えるたのは、実に11月に入ってからだったという。

愛好会の上沢栄会長(80)は「品種の特徴を100%出せるように栽培した。晩秋の風物詩として来場者に楽しんでもらいたい」と語った。また会長の話によると、愛好会の会員の高齢化が進み、会員も減り、また菊づくりには手間が掛かるので、中々「菊を作ってみよう」という人も現れないのが、悩みの種だという。折角の菊づくり。須坂の大菊花展は、県内でも最大規模で、技術的にも評価が高いと評判なので、是非今後も続けていって欲しいと思う。

 

記事参考 須坂市HP

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