【さくら紀行】萬龍寺の周りは桜尽くし!今盛りなり!

 

 ☝ 本堂前の枝垂れ桜

今年の櫻は早かった! 4月に入って早々!長野市城山の櫻が開花し、2日程で、須坂の櫻も満開になった。例年だと、開花から、満開まで6・7日は掛る。とは言っても、2日程強風交じりの雨が降ったので、すぐ花見とはいかなかった。そうこうしている内に、3・4日経ってしまって、折を見て、市内の櫻を回ったのだが、残念ながら、半分くらい葉桜になっていた。其れでもと思い、豊丘や仁礼の方は未だ行けるかも知れないと思い、ダメもとで車を走らせた。

 ☝金毘羅宮入り口の枝垂れ桜(左奥に2本見えるのは亀倉神社の櫻)

 

毎年桜の咲くころは、市内・高山村の櫻を見て回るのだが、本年はいろいろあって、2日しか回れなかった。毎年見ている桜だが、その年その年で、花弁の色が、濃かったり、薄かったりで印象が違ったりする。今年は全般に色が薄かったように思う。

 

須坂市内から、仁礼に向かい、先ず仁礼バイパスの桜並木を見て、妙徳山高顕寺、☞萬龍寺 ☞亀倉神社☞一塔六地蔵の櫻☞米子神社☞上平神社☞塩野の個人宅の枝垂れ桜☞延命地蔵のアズマヒガン桜☞長玅寺枝垂れ桜☞観音崎桜並木☞大日洞☞大日方神社桜☞大日方観音堂枝垂れ桜と回ってみた。市街地より、標高が高いせいか、いずれも満開で見ごろであった。

☝ 十全堂の枝垂れ桜

今回はそのうちの、萬龍寺の櫻について書いてみようと思う。

 

帰命山 萬龍寺

指定区分 須坂市指定天然記念物

所在地    須坂市大字亀倉426-2

萬龍寺は、元和3(1617)年但唱上人により開山し、その10年後現在地に移転したと伝えられる。十王堂の桜は寺の移転の頃植えられたと考えられ、本堂前の桜はその50年後と推定される。両樹とも300年を超える古樹である。2樹とも萬龍寺をめぐって植えられたシダレザクラ群(金毘羅山の桜を含む)の中にあり、萬龍寺周辺の景観美を高め、歴史を語る貴重な文化財である。

1 十王堂のシダレザクラ
幹周 4.25m
樹高 9m
樹冠 16.5m
推定樹齢 350年

2 本堂前のシダレザクラ
幹周 4.64m
樹高 15m
樹冠 20.5m
推定樹齢 300年

☝ 白いお堂が十全堂

 

木食上人但唱は若い頃佐渡で修行をしたのち、米子の奥の奇妙山にこもって12年間難行苦行の末、元和3年(1617)当地亀倉に帰命山萬龍寺を開いたといわれる。萬龍寺は北信濃では数少ない天台宗寺院で、善光寺大勧進末である。 但唱上人が奇妙山の岩窟で、刻んだ千体木仏は萬龍寺に移されたが、明治の初め成器学校となった時、児童のおもちゃにされて現在残っている9体丈である。今日須坂市の天然記念物に指定されている門前のクマスギは樹齢300年前後で寺の創建の頃植えられたもの …

余談ですが、この寺の標高は、634mで、スカイツリーと同じ標高である。

☝ 萬龍寺の寺域の四隅に立つ地蔵尊

 

参考 文化財検索

https://www.city.suzaka.nagano.jp/otakara/search/item.php?id=304

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