日大としての原因究明・対応出ず!「厳しいご批判は甘んじてお受けする」!刑事告訴にも捜査に全面協力!大学の自治発揮できず!

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日大としての原因究明・対応出ず!「厳しいご批判は甘んじてお受けする」!刑事告訴にも捜査に全面協力!大学の自治発揮できず!

 

大学アメリカンフットボール定期戦で、日大選手に悪質な反則タックルを受けた関学大は26日、西宮市内で3度目の会見を行った。関学大アメフット部の鳥内秀晃監督と小野宏ディレクターに加え、反則を受けたQB選手の父である奥野康俊氏も出席。24日に提出された日大からの再回答書も公開した。

 

再回答書はこれまでの説明とほぼ変化がなく、関学大は捜査機関による真相究明を求め、捜査に全面協力する意向。小野ディレクターは「多くの矛盾があり、再回答書は真実とは到底認識できない」「納得できるものではない。極めて不自然なものが多く、誠意あるものと考えられない」と断罪。今後、日大との定期戦を取りやめることも報告した。

■これを受けて、日本大学はコメントを発表した。コメントは以下の通り■

 

「本学と関西学院大学とのアメリカンフットボール定期戦で、本学選手が違反プレーにより関西学院大学の選手を負傷させた件で、本日、関西学院大学フットボール部が記者会見を行い、本学アメリカンフットボールからの回答書に対し、強い疑念と不信が表明されました。関西学院大学から示された厳しいご批判は甘んじてお受けいたします」

 

「指摘されました疑念、疑問へのお答え、真相の究明はすでに事実関係の解明のために、大学が第三者委員会の設置を決め、その設立作業を進めております。真相の解明は今後の委員会の調査と結論に全て委ねることに致したいと考えています」

「本件につきまして捜査機関に傷害事件として被害届けが出されております。当然のことではありますが、本学としては捜査には全面協力してまいります」

 

■今頃そこ迄言うのなら初動から腹を決めて見解出すべき■

 

日大は、後手後手に回って、世論に押されて、対応を事後処理的に出した。不始末を起こした大学当局として、主体的な対応は今になっても発揮できていない。M君の会見と比較しても、実に歯切れが悪く、前監督・コーチの見解は、説明の一貫性がなく、何かを隠している、地位保全を図っているという印象は拭えない。結局は原因を「特定」出来ないという言い方になり、2週間も経って、第3者委員会による究明とか言い出した。財務省の一連の改竄・隠蔽事件の対応よりは、数段マシに見えるが、世論に押されてのアリバイ的対処だといわれても仕方がない。

大学には「大学の自治」というものがあり、こういう不祥事には、自らの立場で、原因を究明し、対応を明確にし、解決を図るという自治制を発揮しなければならない。学問の府としての自主性がまったく存在していない。

 

追いこまれて、監督・コーチを辞任させるなら、初めから、反則タックルをさせた指示は誰がしたのか、それはどうしてそうなったかを明確に特定して、常務理事は一時停止するなどという中途半端な処置などせず、両方辞めさせるべきだったのだ。聞けば内田常務理事は、人事権を持つ学内NO、2の立場(学長より格上という)で、次期理事長の有力候補(既定路線になっているという)である。前監督はその線をどうしても確保しておきたかったのだと思う。

地位に固執すると、当然都合の悪いことを隠し、都合のいいことを言い出す。そうなると自分に責任がくることも、逸らそうという事になる。忖度コーチも口裏を合わせる。当然歯切れが悪くなる!こういう流れになる。挙句の果て、コーチがタックルを指示したという事になり、コーチが悪いという事に途中から変わり、辞任となった)

 

M君はそういう配慮抜きで、経過を明らかにし、自分に対しての反省を込め謝罪したのである。アメフトも続けるわけにはいかないと、監督のような延命とか地位保全とかの疚しい部分が皆無である。どっちが本当のことを言っているか誰でもわかる。

 

内田常務理事は、今回の日大の信用失墜の張本人である。本来なら、日大の発展のために尽力しなければいけない立場である。No,2の立場の人が、原因を作り、対応を誤り、日大の信用を失墜させたのである。辞任するのが当然である。それを中途半端な対応をさせ、常務理事の立場を何とか保たせようとしたところに、今回の混乱のもとがある。苟も真実を追求する大学というのなら、そういう個人の都合・保身というものを許さず、原因となったものを、切り捨てるという事にしなかったら、自己矛盾を起こすことになる。そのことを外さず、初期に判断し、措置を取っておけば、こんなに批判が増長され、世間の批判に晒されることはなかったと思う。

嘗て、食中毒事件を起こし、大問題となったY社は、集まった記者たちの前で、社長が「私だって徹夜で対策に奔走しているんだ!」と発言し、社会的責任を感じていないという事で、遂に会社を継続することが出来ずに手放すことになった。コンプライアンスが一層厳しくなった現在において、タカが常務理事の地位を確保しようと狂奔する事よりも、大学のアイデンテイテイを優先すべく、事件の解決を図るのは当然の対応ではないか!? 近頃こういう当たり前のことが通らないことが随所に存在する。日本の将来が心配だ。

 

記事・画像 引用・参考元 Yahoo News <デイリー>

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180526-00000155-dal-spo

画像元 yjimage

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