<将棋>藤井四段が14連勝 デビュー戦以来 棋王戦

 

将棋の藤井聡太四段(14)が26日、大阪市福島区の関西将棋会館であった第43期棋王戦(共同通信社主催)予選で平藤真吾七段(53)に勝ち、デビュー戦以来の連勝記録を14に伸ばした。次は渡辺明棋王(33)への挑戦者を決める本戦トーナメント入りをかけ、沢田真吾六段(25)と対戦する。

この日の将棋は、角換わりの力戦になり、藤井四段が平藤七段の攻めを受ける展開になったが、藤井四段が深い読みで押し切った。

 

記事・画像引用・参照元 Yahoo News<毎日新聞>【新土居仁昌】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170426-00000066-mai-soci

 

 

 

【過去の参考ニュース】中学生棋士・藤井四段 神童、羽生超えるか

 

羽生善治王位(46)を上回る可能性を秘めた神童が現れた。史上最年少の14歳2カ月で昨年秋にプロ入りした藤井聡太四段(14)がデビュー戦で加藤一二三九段(77)を破り、その後公式戦無敗で連勝記録を13に伸ばしている。それまでプロ入り最年少記録は加藤九段の14歳7カ月で、羽生王位は15歳2カ月。いったいどんな少年なのか。【大村健一、新土居仁昌】

 

対局に熱中するあまり前傾姿勢となり、頭で盤面を隠してしまうこともしばしば。終局後に戦いを振り返る感想戦で、先輩棋士が「こう指していたら?」と尋ねると、静かに駒を動かし、やはり詰ませてしまう。相手は苦笑するしかない。

「常識を超え、驚き以外に何もない。神がかりとも言える」。29歳で他界した村山聖(さとし)九段を描く「聖の青春」の著者で、雑誌「将棋世界」の編集長を長く務めた作家、大崎善生さん(59)は言う。

 

デビュー前の羽生王位も間近で取材していた。「まさか追い越すような才能が出てくるとは……。羽生さんはオーラがびんびん出ていたが、藤井さんは普通の頭のいい中学生という印象。そこがすごい。内に秘めるものの大きさを感じます」

 

【小4で師匠撃破】

 

中学3年の藤井四段は両親と兄との4人家族。母の裕子さん(47)は「兄はちゃきちゃきしているが、聡太はスローペースな子です」と言う。

 

5歳で将棋を覚え、地元・愛知県瀬戸市の将棋教室に通った。小学4年でプロ棋士を養成する奨励会に入った直後、師匠の杉本昌隆七段(48)はハンディなしで2局指し、1勝1敗だった。「最初に彼が勝ったが、うれしそうな顔をしなかったことに驚いた。2局目で負けるとびっくりするぐらい落ち込んだ」と師は言う。幼いころは負けると号泣することもあったという。

 

実際、勝ってもインタビューでは伏し目がちで「望外の結果」と大人びた言葉を使う。新聞を毎日読み、社会問題に関心を寄せ、連載小説を愛読する。

 

詰め将棋の強さは有名だ。トッププロも出る「詰将棋解答選手権チャンピオン戦」に小学6年で優勝し、以来3連覇中。優勝経験のある北浜健介八段(41)は「彼は別格だ。手を読むのでは、あれほど速く解けない。詰みの形が瞬時にひらめくのだろう」と話す。

 

【余裕の13連勝】

 

対局では相手を圧倒する勝ち方が際立ち、その強さは将棋界の7大タイトルを25歳で独占した羽生王位とも比べられる。東和男八段(61)は「羽生マジックは粘りに粘って逆転する将棋。藤井さんは相手がひるめば一気に攻め込み、優勢を築く」と違いを解説する。杉本七段は「序盤はデビュー時の羽生さんより強い。終盤も強く、そんな粘り方があるのかと驚く。13連勝の大半は余裕のある勝ち方だったが、もっと追い込まれたときに持ち味が出る」と話す。

 

その羽生王位との非公式戦が23日午後7時から、インターネットテレビ局「AbemaTV」の将棋チャンネルで無料放送される。対局は収録済みで、開始前に「羽生先生はスーパースター。畏れ多いが、せっかくの機会なので自分の力を出し切りたい」と落ち着き払った様子で語った。

 

記事引用・参照元 毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20170423/ddm/041/040/174000c?inb=ys