「人の名前が出てこない」のは何故? そのメカニズムと問題になる場合! 米山公啓氏に聞いた!

 

年齢とともに増える物忘れ。その原因は、海馬にある神経細胞の機能低下にある。「まず人の名前が出てこなくなった」という人は多いが、何故だろう? 米山医院米山公啓院長(神経内科医)に聞いた。

 

「固有名詞は意味のない言葉だから覚えにくいし、忘れても比較的支障がありません。だから物忘れが始まると、固有名詞から出て来なくなるのです」

 

確かに「お医者さん」に行く時、「〇〇先生」という固有名詞を忘れていても受診できる。支障がないから、優先的に覚えていられない訳だ。

「2、3回会っただけの人の名前なんて忘れるのが当たり前で、気にする必要はありません。ただ、家族や親友の名前が出て来ないのは一寸問題です」

 

優先順位の高い記憶が出て来ないということは、脳の神経細胞の劣化がかなり進行している証拠である。こうなると認知症の治療が必要な段階に入っている。

 

たとえば同級生にばったり会った時は、①顔を見て知っている人だと認識する②その人にまつわるエピソード(同級生だった)を思い出す③名前を思い出す。

この順番で認識するが、②、③までたどり着けない場合もある。逆に、「名前を覚えているのに顔が思い出せない」はあり得ない。人は、人の名前を忘れても、顔を忘れることはめったにないのだ。

 

「人間は密集して生活する生き物だから、嗅覚よりも視覚で仲間を識別する能力が必要とされて来ました。だから進化の過程で、顔を記憶する神経細胞が異様に発達したのです」

 

親しい人の顔を忘れるのは、すべてを忘れた時だと考えるべきだろう!?

 

記事参照・引用 日刊ゲンダイ

https://hc.nikkan-gendai.com/articles/215413?page=1

画像引用元 yjimage

https://search.yahoo.co.jp/image/search?p=%E7%89%A9%E5%BF%98%E3%82%8C&rkf=2&ei=UTF-8&imt=&ctype=&imcolor=&dim=large