目疲れによる頭痛を解消する4つの生活習慣
頭痛の原因はいろいろありますが、そのひとつである“目疲れ”のメカニズムと予防法について紹介します。現在はPCや、夜遅くまで起きていることもあって、目を酷使し、目疲れとなり、それを原因とする頭痛が増えている。
【目疲れと頭痛の関係とは?】
目疲れからくる頭痛の原因のひとつに、筋肉の緊張があります。パソコンやスマホ、ゲーム機などのモニター画面を長時間集中して見ていると、目のまわりにある筋肉が疲労し、目疲れが生じます。また、同じ姿勢を連続してとり続けることにより、目や後頭部、首、肩の筋肉が緊張し、血のめぐりが悪くなり、頭痛が生じやすくなるのです。
【目疲れを防ぐ4つの生活習慣】
目は知らず知らずのうちに酷使してしまうもの。目疲れは頭痛を招く確率が高くなります。これを防ぐために、意識して目を休め、使い過ぎたらケアをすることが大切です。
- パソコン作業は1時間ごとに10分休憩を
就寝直前はパソコンやスマホのモニター画面を見ない、1時間パソコンなどの作業をしたら必ず10分休むなど、目を休める習慣をつけましょう。
- 蒸気で目元を温める
40度程度に温めた蒸しタオルやホットアイマスクを使い、目もとをおよそ10分間温めましょう。血のめぐりがよくなり、目のまわりの筋肉の緊張もやわらぎます。また、目疲れの一因になるドライアイも予防できます。
- 紫外線やブルーライトに気を付ける
紫外線は目の表面の角膜や結膜にもダメージを与えると言われています。外出時にサングラスをしたり帽子を被ったりして、目に入る紫外線を出来るだけ防ぎましょう!
また、ブルーライトについても、注意が必要です。ブルーライトは、目のダメージや不眠などとの関係が考えられています。パソコンやスマホなどのデジタルデバイス使用時には、画面の明度を明るくし過ぎないように調節したり、画面と目は50~70cm離したりしましょう。ブルーライトカットフィルターやブルーライトカットメガネを使用することもおすすめです。
- 自分の視力に合ったメガネやコンタクトを使う
レンズの度が合わないメガネやコンタクトを付けることは、目疲れを引きおこし、頭痛をまねく要因になります。自分の視力に合ったメガネやコンタクトを選ぶようにしましょう。また、年に1、2度は視力を確認し、2~3年に1度は眼科検診を受けましょう。一般的に、40代後半以降は必ず老眼が始まるため、メガネやコンタクトの度数の調整が必要になります。
引用・参考元 ウーマン ウエルネス 監修 後藤英樹先生
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