瀕死の東芝、原発工事から撤退の方針固める
巨額の損失を計上する見通しとなった東芝は、焦点となっている原発事業のうち、建設工事の分野から撤退する方針を固めたことがわかりました。
アメリカの原発事業で7000億円規模の損失を計上する可能性が出ている東芝ですが、その要因は原発事業のうち、建設工事の分野でコストが予想以上に膨らんだことにあります。こうした中、東芝のある幹部は「原発の建設工事はリスクが大きすぎる」と明言、東芝は、今後、新たな建設工事を引き受けないとして撤退する方針を固めました。
一方で、東芝は原発事業の分社化には踏み切らず、今後は原発の設計や原子炉の納入などに専念する方針です。また取材に応じた幹部は、「人員削減はしない」と明言しました。
東芝は27日、取締役会を開き、資金を捻出する一環として、半導体事業の一部を分社化し、その株式の19.9%を売却することを正式に決める方針です。
記事・画像 引用・参考元 news.nifty
経済ニュース|ニフティニュース
経済ニュースの記事一覧です。ビジネスに役立つ株価や金融市場、業界の動向など、新聞・通信社が配信する最新記事のほか、動画ニュースや雑誌記事まで、話題の経済ニュースをまとめてお届けします。
コメント