【みちのく1人ぶらり旅!】 青森県下北半島を1周する! その1 [恐山から仏が裏]編 <盛岡赴任時2001年>

 

日本地図を見ると、日本列島が、本当に竜のオトシゴの様に見えるねえ。それでもって、本州の最北端にニョキッと突き出ている下北半島を見て、「こいつを何時か征服してやる」と思っていたところ、ついにそのチャンスが来た。といっても、出発予定時刻を2時間も過ぎて起き出して、もうこの時点で、「ハンデイが付いてしまったワイ」本日は日延べをしようかと思ったが、「まあいいか!!」という事で、8時過ぎの出発と相成った。

実は下北半島は、勿論青森県だが、そこにある「スーパー前田」というチェーン店は、盛岡の社員が、担当していて、月に一回出張で行くのですが、<今の若い社員は宿泊したがらない>、その日は、走りに走って、600Km位になり、何時も朝6時頃直行して、夜10時頃帰ってくるので、此れは最悪その日の内に帰って来れない事もあり得るからと思い、毛布を積み込んでの出発となった。まあ毛布さえあれば最悪の場合でも車の中でも寝れる。

 

マア余談だが、「下北半島を一周する!!!」と宣言したら、小泉首相ではないが、かなり変人扱いされた。「モノズキだねえ!!!」だと!!! まあ「チャグチャグ馬コ!!!」の時の話以来から、「変人扱い」だなあ。

俺に言わせりゃあ!!! まあ5・6年も、東北に居て、さんさ踊りも、ねぶたも見た事ねえなんて、こんな勿体無いことはないと思うね。 第一得意先に行って、「盛岡はいいとこですねえ!!!この間さんさ踊りを見てきましたよ!!!」なんて、商談の合間に話してみい、自分の故郷を誉められて悪い気のする奴なんていねえ!!! 頗る人間関係だってうまく行くってもんだ。 金が掛かる訳でもねえ!!! 「今度来たのは良いぞ!!!」なんて評価されれば商売だってスムーズに行くってもんだ!。はっはっは!!!

 

我々転勤族は、折角会社が、「そこの土地へ行け」といって、住むところも、会社で面倒見てくれる訳で、勿論仕事には熱心でなければならぬが、折角出会った土地ゆえ、いろんな所へ行くべきだ[と思う]。 てな訳で<少しこじ付けだが>そこら中廻っている訳さ。またまた話が逸れてしまったが、その下北半島!!! どんなところだろうと思う訳よ!!! そんなら「行って見よう!」となるわけ。

 

まず盛岡市内、4号線に入り、暫くして、滝沢インターから、高速東北道にON。ガソリンが全然無かったので、少々焦ったが、岩手山PAで給油できた。そこで道路地図を序でにゲットした。そこから一路八戸に向かう。 八戸に着いたのは、もう10時半だった。そこから後は地図と、道路標識が頼り。先ずは三沢を目指して北上。途中海岸に出て一休み。太平洋だ。一寸九十九里浜に似た感じ。三陸のリアス式海岸とは全然違う景色だなあ。

そこから338号線をひた走る。何時もなら、興味のあるものがあったら、寄って見るのだが、今日はその気があっても、走行距離が長いので先を急がなければいけない都合上全然余裕なし。全てカット。途中寺山修冶<?>の博物館などもあったのだが。 東通村までの道は、例の「原発銀座」見たいなもので、一寸ビビッた。そこから「むつ市」へ。尻屋崎へは本日はカット。

 

むつ市といえば、言わずと知れた、「恐山」だが、本日のメインの一つに考えていたので、先ずそこを目指す。標識通り進んで、市内から、12・3km山の中に入ったところに恐山はあった。先ず車から降りたとたん、「硫黄」の臭いが鼻を突いた。見れば道の脇の川に黄色い線が走っている。硫黄だ。 天候は曇りだったが、少し低く垂れ込めた雲は、山の頂きを包んで、如何にも怪しい雰囲気を漂わせている。

思うに恐山は、この硫黄の臭いと、噴火による噴出物[岩]の奇景によって、霊場の雰囲気造りをしているように思う。規模自体はそれほど広くないが、何といってもその奇岩から、未だ薄い煙を漂わせているのである。 まあ賽の河原という雰囲気が充分である。

口寄せの「いたこ」は、今は本堂脇の専用の部屋の中でやっているようで、列を作って待っている人が大勢居た。 そんな訳で、チラッとしか、見ることが出来なかったこともあるが、そんな神聖な場面に、無神経にシャッターを押し、フラッシュを焚くのも憚れた。 仏像や、博物館の展示物などは平気で撮ってくるのにね。はっはっは!!! 何せ霊媒師デッセ!!! 恐れ多いことこの上なし。

それでも小一時間時間費やし一通り散策した。

 

ここを出たのが13:53であった。少々焦りながら、本日のメインイベントⅡ→大間町の本州最北端の地を目指す。甲崎に入る手前あたりから、海岸端を走るのだが、いや水平線の長く見えること、360度パノラマという奴を、犬吠埼で見たこともあるが、[ここは水平線がまあるく見えるがキャッチフレーズ]だが、ここは何と言うか、180度水平線が一直線という趣だねえ。なんとも雄大な景色だった。

海岸端を走るっていうのは疲れるねえ。私は千葉支店にいた時、館山・鴨川・一宮・勝浦・茂原地区を担当したことがあるが、走れども走れども、見えてる先のところに着かない。あたらこれから行く先が見えるというのも、走りにくいものだ。ここから大間崎に行く道も、遥かかなたに、これから行く先が見えるのに中々着かなくていらついた。

大間町に入るや、狭い道を何となく走っていたら、前方に、ポールが見えてきた。ひょいと仰ぎ見たら、「本州最北端の地」という文字が目に入った。実のところは、逆光で、黒い柱に黒っぽい字で書いてあったので、判読し辛らかった。実にあっけなく目的地に出てしまった。 よく見ると沖合い50mくらいのところに、小さい島がある。

ここはポールを中心に、それほど広くないがスペースがあり、公園になっている。啄木の碑などもあるのである。 道路を隔てた向かい側には、「本州最北端のみやげ物屋」というような、派手な看板を掲げた店が4・5軒あるのだが、さして大したものは無かった。私はみやげ物など余り買った試はないが、海の傍だから、新鮮な魚貝物などあると思ったが皆無であった。

ここが本日のコースの最到達点であったが、何とここを出たのが、15:30になっていた。要するにここから折り返しで、帰路に入るわけだが、今までと同じ距離と時間を走らねばならぬということだ。

 

次は本日の3番目の目的地「仏ヶ浦」に向かう。 思うに海岸端というのは、何処も似たところがある。小さな漁港になっているところや、狭い通りをクランクに曲がったり、走っていて、館山に行く道中を思い出した。まあ下北の方が、海に迫った山などは高く、従って廻りこむ峠道も、こっちの方が標高も高く従って迫力がある。

ある魚村についたら、お祭りらしく、提灯が道路の両側に吊るしてあった。暫く走ると

お神輿や、山車が道路に停めてあった。そこはそれ、「自称みちのく特派員」としては、車を脇に停め取材<?>と相成った。一般に漁村のお祭りは派手で威勢のいいのが多いが、ここの山車も華やいだものであった。ここには人が[僅かではあるが]出ていて何かホッとした。

仏ヶ浦には16;30に着となる。

海岸沿いの奇岩の集まりだと想像するが、駐車場からは、「海は何処じゃいな?」という感じで、まるで山の中だ。隅の方に仏ヶ浦遊歩道と矢印が出ている。 そこから暫くは、山道を下って行く。角度が急になり、木造の階段の歩道になる。 ここは三陸のリアス式海岸のような趣である。狭い砂浜に出ると、白っぽい石柱<?>状の岩が連なっている。 浄土ヶ浜よりは、岩群の高さは格段に高い。ここには漁船を改造したような、観光用の船が一隻常駐していて、客が適当な人数になったら、出港<?>する。 ここは海の方から見た方が奇岩の様子がよく解ると思い、乗り込むことにした。私の他には、1家族 →[同名の、その2につづく!]

画像元 original

(2001年撮影)