【神社仏閣巡り】 善光寺、朝のお勤め 早朝の清々しい境内に、読経の声が響く!
善光寺の朝は早い! 4時30分(冬季は6時)双盤が境内に走り、続いて太鼓の音が打ち鳴らされ、本堂の扉が徐々に開かれる。続いて内々陣の唐戸が開かれ、これにて参拝客は堂内に入ることが許される。
5時前から善男善女が三々五々集まり始め本堂に向かって列を作り石畳に膝づき手を合わせる。人々はお上人(大本願)様、ご貫主(大勧進)様が、お朝事の為本堂にお上がりになるのを待つ。お上人・ご貫主は、膝づいた善男善女の頭にお数珠を授け乍ら本堂に向かう。これが「お数珠頂戴」と言われる風習である。平素如来様に身近にお仕えしているご住職のお数珠に触れることにより、仏縁を結び、御仏の救いにあずかり、これにより無病息災に過ごせると伝わる。
以下の動画は偶々「ご開帳」時の動画ですが、お朝事・お数珠頂戴はご開帳に限らず毎日行われています。
【善光寺】 ご開帳 本堂にてお朝事開始!
【善光寺】 御開帳お朝事終了後 お数珠頂戴!
【善光寺】 本堂 前立ご本尊様ご開帳の瞬間!
この動画は前立本尊ご開帳の一瞬の音声での記録です!
さてご入堂されたご住職(大勧進)、25院1山住職たちは、6時(季節により異なる)内々陣にて、お勤め行い、参拝者に「お十念」を授けます。導師の「南無阿弥陀仏」の読経に従い、善男善女がこれを十篇唱えるのである。
お朝事は、大勧進、大本願双方で行われ、大勧進のお朝事が終わると、大本願お上人様と14坊1山住職が引き続きお朝事を行う。
早朝の内陣に座り、お十念を唱えると、善光寺如来様にご縁を戴き、心が洗われ、厳かな気持ちになれる。
お朝事の終了後も「お数珠頂戴」それぞれ(大本願・大勧進)のご住職(上人・貫主)よって行われる。
動画 original
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