過酷な夏に痛めつけられ夏バテの胃腸の不調を立て直せ!家庭で簡単にできる方法を伝授(!?)

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過酷な夏に痛めつけられ夏バテの胃腸の不調を立て直せ!家庭で簡単にできる方法を伝授(!?)

 

「お盆ストレス」ってご存知ですか!? 多くの人が、家族揃って田舎に帰省します。何百キロと移動する場合も多い。一頃一定期間のうちの5日間とか、スライドしてお盆休みを取るというようなことも行われたが、やはりお盆はお盆 その時に帰省しなければ意味がないとばかり廃止されてしまった。お陰で何処へ行っても渋滞、道路が混んで車はなかなか進まずイライラは続く。そんな訳だからまず最初の移動段階からストレス状態となる。

 

何も田舎に向かう人ばかりがストレスに見舞われる訳ではない。迎える側だって世話が大変だ。出向く方も移動の疲れに加えて、義理の親や、親戚に気を遣って大変だ!(お互い様だが!)帰りは帰りで又もやの渋滞続き、身も心もグッタリだ!

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そうでなくても夏は猛暑の連続で体調が狂いやすい。それによって自律神経が乱れる。我々の体には、自律神経の働き気による「体温調節機能」が備わっています。しかし夏の急激な気温の上昇に体温調整が追い付かなくなり、そういう日にちが重なると所謂「夏バテ」状態に陥ります。冷房の効いた室内から、暑い屋外に出たりしたり、また暑いからと冷たいものばかりを食べたりしていると、体温を一定に保とうと必死になっている自律神経がバランスを乱しその結果「夏バテ」になるのです。

 

斯くして8月下旬から9月の初めに掛けて、夏の期間にボロボロになった胃腸に悩む人が増える。夏の胃腸の疲れは夏バテになって、秋口にどっと出てくるのである。胃が重い、ムカムカする、食欲がない、下痢、腹痛・・・などなど症状が出る。本格的な「食欲の秋」になる前にこの不調を治しておかなければなりません。

 

その為の家庭で簡単にできる方法を伝授(?!)☜大袈裟な!しましょう! なんのことはない! 食卓に大根おろしを添えるだけで体調を整えることが可能です。夏大根の辛みは、胃の粘液の分泌を増やし、胃の動きを活発にし、食欲も増します。更に大根に多く含まれている「ジアスターゼ」というデンプン分解酵素が、疲れた胃の消化活動を助けます。酵素は加熱すると「失活」するので、大根おろしにして食べることが効果的なのです。

 

また自立神経が更に乱れる要因を減らすため、神経が休まることに心掛ける。夏でもシャワーだけでなく、ぬるめのお湯を張り、ゆっくり浸かったり、好きな音楽を聞いたり、質の良い睡眠を確保したりすること。過激だった夏の疲れを癒すことが大切です。(副交感神経優位☞リラックスモードに切り替える!)

 

【ご参考】

ホームズとレイという米国の2人の心理学者が、人生における様々な出来事のストレス度を数値化した研究がある。それによると、「配偶者の死」を100と置いた場合、「離婚73」、「夫婦間の別居65」、「退職45(退職による喪失感レベル。もし解雇だったら数値はもっと跳ね上がっているだろう!?)」、そういう出来事の中にあって、「長期休暇13」という項目がある。リクレーション的意味合いがある休暇も前述したように立派(!?)なストレスの要因足り得る。因みに「法律違反11」よりも休暇の方がストレス度が高いのである。

 

※日刊ゲンダイ 夏バテ胃腸 秋口に立直せ!シリーズ。江田クリニック江田院長出筆コラム参照。

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