須坂動物園は、小規模だが、結構全国的にも有名!話題提供の動物多し!

須坂探訪

須坂動物園は、小規模だが、結構全国的にも有名!話題提供の動物多し!

 

須坂動物園は、1962年(昭和37年)10月、市民の憩いの場である臥竜公園内に開設された。臥竜公園の南端の山際に正面入り口があり、臥竜山西麓を経て東麓を巡るような独特の形状をしている。その間に動物のケージが配置されている。岩場に生息するニホンジカなどは臥竜山の斜面を利用して飼育展示されている。場所によっては、通路幅2mしかない場所もある。動物園のほか、南園には幼児用の遊戯施設も併設されており、また、竜ヶ池側の正面口広場には、蒸気機関車の展示もされている。[南園には淡水水族館もあったのだが残念ながら廃館の憂き目に遭ってしまった。惜しむ声も多い!]

 

【須坂動物園】ペンギンこの中のペンギンの1匹は、再三臥竜池まで脱走しTVで放送された前科者です!

以前は、入園者の減少が続き、縮小・廃園論も取り沙汰されたが、動物園職員の努力や、積極的なパブリシティ戦略により切り抜けた。アカカンガルーの「ハッチ」が『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ)ほかの多くのテレビ番組等で取り上げられ、小規模動物園ではあるが、全国的に知られる様になった。年間入園者数は、2006年度に237,663人に達した。(それまでは8万人にも満たなかった)

斯様に小規模な動物園であるが、小規模を逆手にとって、動物との距離が極めて近いことや、作業員の手づくの案内板の設置や、チラシを作成するとか、温かい雰囲気が特徴である。また、入園者拡大のために、夜の動物園探検隊、メリー・クリスマZOO、動物園でHappy New Year、動物園フォーラムなどのイベントの開催や、動物園写真展など、年間を通じて様々なイベントが開催され入場者拡大の要因になっている。

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このように小規模な動物園ではあるが、何かとお騒がせな(!?)動物園で、話題には事欠かない。カンガルーのハッチも、独特のポーズで話題になったが、2012年8月、フンボルトペンギンが、堅牢な設備の隙間から、脱走し、60mくらい先にある臥竜池に逃げ込んで、すいすい泳いでいるという事件が勃発(!?)した。職員が逃走できないように補修をしたのだが、その後も2回に亙って脱走(!?)して、NHKはじめ、民放各局でもニュースで流された。そのペンギンはその後「トット」と名付けられた。

このように臥竜公園同様市民に愛されている動物園なのである。

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