日本3大不動尊に数えられる、信州須坂「米子のお不動さん」 霊験あらたか!(節分会編)

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日本3大不動尊に数えられる、信州須坂「米子のお不動さん」 霊験あらたか!(節分会編)

 

須坂市米子(よなこ)に、行基により開山されたという「お不動さん」(=米子瀧山威徳院不動寺)があります。「米子のお不動さん」と呼ばれています。ご本尊は不動明王立像。弘法大師(空海)が嵯峨天皇の命により、鎮護国家のために刻ませたものと伝えられています。不動明の多くは火炎を背にしたものが普通ですが、ここ米子不動尊は、日本でもただ一つの「出水型」の形をとっており瀧(日本の滝百選に選ばれている「米子大瀑布(不動滝<落差85m>と権現滝<落差75m>の総称)」)から出られた瞬時の姿を現しているのです。成田山新勝寺、新潟の菅谷不動尊と共に、日本三大不動尊(日本三体不動尊)の1つに数えられています。

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☝ 米子瀑布 不動滝、権現滝[雪解けの季節にはもう一本幻の滝が出現する!]

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☝ 米子不動尊 奥の院 米子瀑布の2つの滝の間に建っている

 

開山の地は、不動滝と権現滝の中間にある、現在奥の院と称されているお堂があるところです。最盛期には33の僧坊があり大変大規模なお寺であったと記録されています。米子にあるのは里堂で、ご本尊は、ここに安置されていますが、ご本尊ご分身は、毎年6月14日に信者に背負われて、奥の院まで運ばれ、再び背負われて里堂に帰る9月14日までの3ヶ月間奥の院に鎮座します。

 

米子不動尊 節分会 米子のお不動さん!-蔵の町須坂

 

米子不動尊 日本3大不動尊!節分豆撒きで大賑わい!

 

節分会 米子不動尊[蔵の町須坂]善男善女の節分豆撒きに遭遇!

 

米子不動尊!節分でにぎわっていました!

 

米子不動尊 日本三大不動尊

 

真田藩と縁が深く寺紋は真田藩の「六文銭」です。現住職は、仙台真田藩真田信繁の末裔、又、妻は第3代松代藩主真田幸道の直系に当たります。

 

昨年未だ雪が多く残って居る時に、何の気なしに里堂に行ったら、偶々節分会の日で、境内は人で溢れていました。その時の動画を添付しておきます。

 

5月1日は春季大祭でご本尊のご開帳、毎月15日に護摩行が行われます。

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