睡眠不足は飲酒運転に匹敵するリスク。睡眠が1、2時間短くなるだけで、交通事故のリスクが2倍になることが判明(米研究)

 

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アメリカ、ワシントンD.C.を拠点とするAAA交通安全基金(AAA Foundation for Traffic Safety)の調査によると、健康的とされる7~8時間の睡眠が1、2時間短くなるだけで、交通事故のリスクが2倍近くに跳ね上がるそうだ。

アメリカ人の35パーセントが睡眠7時間未満だと言われており、交通事故の5件に1件が居眠り運転に起因する。寝不足のドライバーは十分な睡眠をとるよう注意しなければならない。

■睡眠不足は飲酒運転に匹敵するリスク■

「睡眠不足は危険ですが、それを軽く考える人が大勢います」とAAA交通安全基金のデビッド・ヤング博士。「調査からは、睡眠時間が5時間未満になると飲酒運転に匹敵するリスクがあることが判明しています」

AAA交通安全基金の報告書によると、睡眠時間が2~3時間短くなった場合では、7時間睡眠をとったドライバーに比べて、4倍もリスクが高まるという。これは国家道路交通安全局が調査した法定基準を超えた飲酒運転の交通事故リスクと同じである。

 

7時間睡眠と比較した各睡眠時間の事故リスクは次の通りだ。

6~7時間睡眠:1.3倍
5~6時間睡眠:1.9倍
4~5時間睡眠:4.3倍
4時間未満:11.5倍

 

AAA交通安全基金のアンケートでは、ドライバーの97パーセントが居眠り運転を危険な許しがたい行為と回答しているが、3人に1人が過去1か月の間に疲労のあまり目を開けていられなかったことがあると認めている。

「健康的なワークライフバランスを維持することは難しく、よく睡眠時間が犠牲になります」とAAA交通安全推進調査の(Traffic Safety Advocacy and Research for AAA)ジェイク・ネルソン氏。「健康的な睡眠リズムを損なうと、自分だけでなく、他人も危険にさらすことになります」

 

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居眠り運転の前兆として、目を開けていられない、車線からはみ出る、数キロ前の状況を覚えていないといった症状がある。しかし疲労に起因した交通事故を経験したドライバーの半数以上が、運転中そうした兆候がないまま眠ってしまっている。AAAは、体を過信しないようドライバーに注意を喚起し、きちんと眠る(7時間)よう呼びかけている。

 

また長時間運転する際には以下のことに気をつけてもらいたい。

・普段起きている時間帯に運転する
・2時間に一度は休憩を取る
・食べ過ぎない
・同乗者と交代しながら運転する
・眠気やその他の危険な副作用を引き起こすような薬を服用しない

 

AAA基金の報告書は、4,571件の交通事故に遭った7,234名のドライバーを対象としたサンプルを分析したものだ。データは国家道路交通安全局による全国自動車事故原因調査(National Motor Vehicle Crash Causation Survey)で得られたもの。この調査は、警察が報告した事故のうち、1台以上の車が現場からレッカー移動され、救急車が派遣された事故をサンプルとしたものである。

 

 

天候も不順で、例年にない大雨や、日照時間が極端に短い、変則的な夏で、体調維持が難しく、睡眠不足となる人も多いだろう。睡眠不足で車を運転するということは、飲酒運転に匹敵するリスクを負うということを理解し、あってはならない事故に陥らないよう気を付けよう!

 

記事・画像 引用・参考元 Excite News

http://karapaia.com/archives/52230400.html