子供のころ、いわゆる化学調味料というものが世に出てきて、食卓の上には、常に調味料の瓶が置かれていた。漬物や、味噌汁や、おかずなどあらゆるものに振り掛けていた。舐めてみると、なにか違和感があって、特に味が良くなったとは感じなかったが,本当にあらゆるものに振り掛けていた。またメーカーはこの調味料の売り上げを拡大させるために、振り掛け口の穴の大きさを大きくしたなどという事が実しやかに語られていた。
また信州ではこのころ、地元のパン屋で、「頭脳パン」というのも売られていて、これを食べると頭がよくなると勝手に思い込みよく買って食べたものだ。他に「ビタミンちくわ」などというのもあったなあ!(この地区は富山辺りで作られていて、ビタミンと名付けられたちくわは信州のみ販売されていたそうだ!理屈好きの信州人向けのネーミングだったのかも知れない。因みにこのちくわは、現在においても長野県で販売されている)
子供のころは「一銭店」と呼ばれる、子供向けの菓子などを売る店もそこかしこに存在した。300gほど袋に入った、橙や、紫、黄色などの粉末ジュースもあった。コップに粉を入れ、水を注いで、何杯も飲んでいた。また真っ赤な色の酢いかや、アンズや昆布などを、遊びの途中で買って食べていたものだ。今から思えば、なんとなく怪しげなものであったが、それなりにおいしいと思って食べていた。今のおかあさん達がみれば卒倒しそうなくらい衛生的には問題があったかも知れない。そんな中で、我々「がたく坊主」は、実に逞しく、腹を壊したなどという仲間は居なかった。
さて話は大分逸れてしまったが、調味料の話に戻ろう。加工食品に使われている「調味料」として、その代表的な存在は、アミノ酸であるが、その実態は、「グルタミン酸ナトリウム」のことである。これをメインにした「アミノ酸」は、あらゆる加工食品に使用されている。
安全性については検証されていません。それ自体問題ですが、その他の問題として、更に加熱されることにより、「グルタミン酸」が焦げると「G1u-P-1」という物質が生成されることが分かっています。この物質は、動物実験で、肝臓がん、大腸がん、脳腫瘍の発症原因になると指摘されている物質です。イングレを良くチェックし、「調味料(アミノ酸とか、アミノ酸等)と表示されているかチェックする。 (信州でいうところの)ズクを出して可能な限り家で調理することがいいかも!
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